一日は、私どもにとりては短き一生涯であります。

朝生まれ、昼働き、夜は復活の希望をいだいて眠りの床につきます。

なんと楽しいことではありませんか。



神の命さえ守ればよろしいのであります。

世がいかに成り行こうが、人が私どもについて何と思おうが、

これ私どものいかんともすることのできないことであります。

私どもは正義ありのままを実行して、他はこれをことごとく神に任すまでであります。

幸福なる生涯の秘訣は、単にこの一事にあると思います。

内村鑑三 「続一日一生」 一月序文

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