冬について思わず、春について思う。

夜について思わず、朝について思う。

死について思わず、生について思う。

墓について思わず、復活について思う。

われらの崇むる神は死せる者の神にあらず、活ける者の神なり。

光の子なるわれらは死と暗とに堪うるあたわざるなり。

内村鑑三 「所感集」(明治39年 1906年11月)

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